| 庵治石のこと |
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| ■庵治石とは・・・ |
香川県の北東部に位置する庵治地方にだけ産する花崗岩で、「花崗岩のダイアモンド」と呼ばれています。キメの細かさ、光沢・重量感と三位一体となった風格は、その昔より最高級石材と讃えられています。
また構成鉱物のひとつひとつの結晶が極めて小さく結合が緻密なため、他地域の花崗岩と比較して硬いことも特徴の一つです。水晶と同じ7度という硬度は細やかな細工が可能であり、水を含みにくいので、風化・変質にも強く、幾世代にもわたり掘られたものが崩れたり変色しにくく、艶がなくなったりしないのですが、一方ではキズが多く、色合わせ・模様合わせが困難なため、原石から製品になるのはほんの数%なのです。
このように厳選された庵治石は代々受け継がれる墓石として最も適していると言えます。
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| ■歴史 |
遠い昔、和泉の国や河内の国から石切大工と呼ばれる石工が来て採掘し始めたと言われている庵治石の歴史は古く、約400年の昔、豊臣秀吉が大阪城、築城のため石垣の調達が讃岐に下ったのが始まりと推定されています。数多い花崗岩の中で庵治石が最も重宝がられるのは自然の郷愁を含んだ味があり、風雪に耐える堅く美しい石質、石目が細くて細工が容易な点であり、彫刻用、建設用として幅広く活用され、またその特性から墓石、灯籠として他に類をみない最高級品として使用されています。
今日の石材業界は設備も合理化近代化され、よき伝統と技術にささえられ、讃岐特産の石材加工産地として世界的にも追従を許さなく、大きく発展しています。
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| ■世界でも類を見ない潤いのある「斑(ふ)」 |
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細目(こまめ)
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小さな黒雲母の数が多く、磨けば磨くほど艶を増し、青黒い細やかな紺がすりのようになります。その上、最大の特徴「斑(ふ)が浮く」という現象があります。これは指先で押さえて潤いを与えたようなまだら模様があることで、石の表面が二重のかすり模様を見せてくれます。 |
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中目(ちゅうめ)
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黒雲母の粒がさらに小さく少ないので、細目(こまめ)より白く見えます。 |